夜に溶ける影に 消える世界を見た
銀色に光る刃で 削ぎ落とした日々を
街を貫く風が 哀しく吹き抜ける
時代の波に 揉まれながら生きてく
空は青く高く 未来を映していた
若き日の僕らは その夢を追いかけた
時に傷つき 時に失くしたものもある
だけど今はここに 誰かを想うように
雨に濡れた夜に 夢を見るように
今も君のことを 胸に抱いている
変わりゆく時代に 躊躇いながら生きてる
杞憂ばかり抱いて 進む道を選ぶ
消える世界の中で 僕らは何を見るだろう
揺れ動く未来を ふたりで見つめ合ってる